PROLOGUE
アイピックの
企業理念とは
一人ひとりの「人間力」が、組織を強くする。
「理念」には、経営者の思いを形にした「経営理念」と、経営者と社員が意見を出し合って作る「企業理念」があります。アイピックは9人のプロジェクトメンバーと経営陣が膝を突き合わせ、白熱した議論を繰り返しながら作り上げた「企業理念」を採用しています。
具体的には、社内の普遍的な価値観や共感・共鳴しているミッションなど、日常的に飛び交っている「言葉」を70以上集めて明文化し、理念として芽吹かせていったものです。私たちを深く理解する上で、ポイントになる言葉でもありますので、まずは以下をご覧いただき、私たちの価値観や大切にしていることを知っていただければ嬉しく思います。
PHILOSOPHY
基本理念
私たち(アイピック)はよき企業市民として、
生活環境・社会環境・自然環境との調和を大切にし、
利他の精神を基本として、技術力・開発力・人間力を磨き、
変化する社会や市場のニーズに貢献できる企業体制を目指す。
原理・原則を意識するから、大きく変化できる
この言葉には、地域のコミュニティの中で暮らす市民同様、ルールやお互いの関係性を保ちながら、「生きる感覚」を持って企業を運営すべきだという前提があります。
また「他人の力になりたい」といった「利他の精神」をもとに、世の中のニーズに応えるために必要な「技術力」や「開発力」「人間力」などのスキルを磨き、時代と共に変化する社会のニーズに貢献していこう、という強い決意が描かれています。
私たちの理念とは、企業を持続、発展させていく上での必要なツール=道しるべだと考えています。この理念をいかに経営に取り入れていくか、が私たちとってはとても重要なことなのです。
一方で、この理念も、時代とともに変えていくといった「柔軟性」をぜひ持っていたいと考えています。世の中には「変わらないもの」「変えてはならないもの」「変えなければならないもの」があると言われています。変わらないものは何か、変えてはならないものは何かを見極め、物事を達成するために「変えなければいけないものを変えていく」という勇気と行動力を持つ。結果、変わらないものとして「成果」は残る、そう考えているのです。
MANAHEMENT POLICY
経営方針
私たち(アイピック)を取り巻く人々の喜びを
自分の喜びと感じられる「人間力」を向上させ、
お客様・取引先・社員・家族(ステークホルダー)
と共に歩む経営をする。
感性・感受性を大切にした経営
ここで示す「人間力」とは、相手の喜びや痛みを「自分ごと」のように感じられる「感性」や「感受性」を指します。
この「人間力」を磨きながら、ステークホルダー(株主や経営者・従業員・顧客・取引先などアイピックのあらゆる利害関係者を指します)と共に歩んでいけば、私たちだけでは成し遂げられない領域まで成長・発展することができる、という考え方です。また、ステークホルダーに「家族」を加えている点も、アイピックの特長と言えるでしょう。
仕事をしていく上で必要となるスキルには「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」などがありますが、特にアイピックが大切にしているのは「ヒューマンスキル」=「人間力」です。
例えば「シェアする」という行動・考え方は、生まれつき人間のDNAに組み込まれている、という説もあります。アイピックでは、誰もが備えているという「思いやり」「優しさ」「謙虚さ」といった「人間力」を大切にした経営をする、これが私たちの方針であり、経営の原動力となっています。
なお、私たちが指す「人間力」とは、抽象的な概念ではなく、独自のマトリックスを用いて分析・分解したロジカルなスキルです。「知力」や「実践力」、さらに「気力」「体力」「コミュニケーション力」といった要素で構成され、実に70以上の項目が並んでいます。
一人ひとりが経験や学びを通して「人間力」を磨いていってほしい。「人間力」を身につけ、自分の活躍する場所を広げていくことが会社の発展につながる、そう考えていているのです。
CORE PURPOSE
企業使命
私たち(アイピック)はお客様の期待に応え
「最善の商品/より高い技術とサービス」を常に提案実現する。
私たち(アイピック)は社員一人一人を尊重します。
社員に成長する機会を提供し、
個人のビジョン達成を支援するとともに
社員の成果を認め称える。
対外的には、パーテーションという商品を通じて、時代の変化に対応しながら社会や企業に対して貢献していく思いを、また社内的には、社員一人ひとりに対して成長する機会を提供し、自己実現を支援する企業であり続けることを言葉にしています。
また「社員の成長がなければ、企業の成長はない」という強い思いを言葉にし、「社員が成長できる機会やビジョン達成の機会を提供し応援する」「出た成果はきちんと評価する」という企業使命を掲げています。
ACTION GUIDELINES
行動基準
「自己確立」の実現に向けた5つの指針
行動基準とは、企業の組織目標を達成するために必要となる、行動上の具体的な指針です。アイピックでは5つの項目を成長の5段階として掲げ、意識して行動するようにしています。
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明言した約束を守り、裏表ない行動をし
当たり前のことのようですが、実はとても大切です。「自分は今誠実に仕事をしているだろうか」「誠実に相手と向き合っているだろうか」と振り返ってみてください。誠実さを忘れて利害だけで仕事をすれば、いつか破綻します。やはり、その根底には「誠実さ」がなければ成立しないのです。
何処でも誰とでも常に高い倫理観を以って接する。
普段から意識しておくことで人間力が磨かれます。このキーワードこそ、ヒューマンスキルを高めていくための最初の道しるべになると考えています。 -
勤勉に知識を深め、技能を磨き、経験を生かし、
格差社会が進む現代において、学びはとても重要なキーワードです。自分自身の価値を高め、希少性の高い人材になるためにも、常に学び続ける姿勢を持ちたいと思っています。
支えあい称えあう最良の仲間と正しい判断を以って行動する。
「学び」は自分自身を成長させる原動力となります。学ぶことで「確かな判断基準」を養うことができ、より豊かな人生を得る可能性が飛躍的に増していきます。
アイピックには、社会人5年目でも10年目でも、学び、成長できるステージが用意されています。高い志を持った素晴らしい仲間たちと共に学び続けてください。 -
目標設定しプロセスと行動に自尊心(プライド)を持ち、自らの行動を制御(コントロール)し、自らを律することで自己実現を図る人材となる。
自己実現を図るためには、目標設定と現状把握が重要です。その差が課題となるわけです。課題が発見できれば、やるべきことが明確化します。使命や行動までのプロセスをはっきりさせることで、自尊心(プライド)を持つことができるのです。
そのためにもまずアイピック社内に数多く存在する良き協力者を得てください。さらに自ら決めたルールにより、行動を抑制できる自律した人間へと成長し、他人に対する模範となってほしいと願っています。 -
いかに困難であっても高い志を持って新しい事に果敢に挑み、情熱と創意工夫をして未来を切り開く。
他者に頼ることが難しい世の中で、幸せに生きていくために大切なのは「自分自身の力で切り抜けよう」という気概を持つことです。その高い志を持って、あきらめることなく挑戦し続けることで、未来は切り開かれていきます。
そのために重要なのは、常に考え続けること。悩みすぎず、考えすぎず、物事をシンプルに捉えるようにしてください。また「ポジティブ思考」も欠かせません。ネガティブに陥ると思考停止になりがちです。ポジティブに思考することで次に進もうとする力が働くのです。 -
あるべき将来像を描き、そのビジョンとプロセスを明確に示して新たな価値を創造し社会に貢献する。
私たちの究極のミッションは、お客様の求める新たな価値を創造することです。企業は常にお客様のニーズに沿って事業の革新をしていかなければ未来はありません。アイピックの仕事は、単なるパーテーションの製造や販売ではなく「革新的な価値創造」。今ある価値をブラッシュアップし、新たに作り出すことこそが、企業の目的であり果たすべき役割なのです。