「5本の柱」で存続し続ける
全社員参加型経営とは

例えば企業の経営資源と言われる「ヒト・モノ・カネ」については、お客様のニーズにしっかり応える「製品力」、製品を支える「技術力」、その製品をたくさんのお客様に届ける「営業力」、これらのしくみをスムーズに回していく「組織力」、さらにその事業を支える「収益力」という「5本の柱」として認識しています。

とりわけ、5本の柱の中で重視しているのが、「組織力」です。各々の人材が、私たちの企業理念で謳っている「人間力」を日々強化し、「全社員参加型経営」の組織を確立することで、「企業力」そのものがさらに強くなるという考え方です。

私たちが提唱する「人間力」とは、「知力」、「実践力」、「気力」、「体力」及び「コミュニケーション力」などの要素で構成されたマトリックスによって、わかりやすく可視化されたロジカルなスキルを指しています。そして、この「人間力」強化に必要なのは、日々プライドを持って仕事に取り組むことで、モチベーションに結びつけていくこと、だと考えております。

そのためにも、より多くの情報を蓄積し、その質にもこだわり、学び続ける姿勢が大切です。具体的には、単なる情報（インフォ―メション）だけではなく、有益な情報（インテリジェンス）を積極的に選んでインプットし、自己解釈する。その上で言語化して、外に向かってアウトプットするといった一連の流れを指しています。

さらに多様な考え方を受け入れ、多角的な目線で情報を捉え「自分ごと」にしていく。自分の仕事や生活に直結させることで、モチベーションが引き出され、高まっていくと考えています。

環境ソリューションカンパニー
として何ができるか

アイピックは現在、これまで培ってきたパーテーションの総合メーカーとしての実績や知見を生かし、生活環境、社会環境、自然環境におけるさまざまな問題をパーテーションで解決する「環境ソリューションカンパニー」として進化を続けています。

その進化を支えるため、膨大なデータベースによる顧客分析システム「RFM分析」を運用するなど、社内におけるDX化を強化しています。これにより、個々のお客様の細かいニーズに対して、データに基づく的確な対応が可能となりました。

その他、製造設備の最新化、マーケティングの強化、EC事業の拡充、さらに製品開発部門の立ち上げを推進しながら、独立系専業メーカーのナンバーワンを目指しています。

これからも時代の変化を捉え、地殻変動を起こし続けるアイピックにぜひご期待ください。

代表取締役社長髙橋　成