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25.02.07

年商5,000億円企業の経営者が語る、「儲かっている会社、儲かっていないない会社」の違いとは?

 

 

 

 

 

 

今回は儲かっている会社、儲かっていない会社の違いを経営目線でコラムにしました。

 

 

先ずは陥りがちな、儲かっていない会社の特徴を解説します。

 

 

まず、経営改善や事業再生が必要な会社、いわゆる再生フェーズにある会社の特徴をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

再生フェーズにある会社の特徴として、以下のような点が挙げられます。

 

 

 

 

・会社としての目標を作って追いかけることができていない

・数字に対する意識が弱い

・従業員が自分のやるべきことが見えていない

 

 

 

 

「会社としての目標を作って追いかけていくことができていない」と・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再生フェーズにある会社の大きな特徴として、会社としての明確な目標がない、あるいはあっても曖昧であることが多く見られます。

 

これでは、経営者自身も目標を十分に説明できず、従業員に会社の方向性が伝わらないため、組織全体の一体感が欠けてしまいます。

 

目標がないと、会社がどこに向かっているのか、何をしたいのかが不明瞭になり、経営者と従業員の間の溝が広がってしまう大きな要因となります。

 

 

 

 

 

 

 

ここから先は、「儲かっている会社」にする5つのテーマを紹介します。経営者必見です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーマ1「目標設定の方法」

 

 

 

 

会社としての目標を適切に設定するためには、以下のポイントを意識することが重要です

 

 

 

 

 

  1. 具体的で測定可能な目標を設定する
    • 「売上を伸ばす」ではなく、「年間売上を前年比10%増加させる」など、数値で測定できる目標を設定する。

 

 

 

 

  1. 短期・中期・長期の目標をバランスよく設ける
    • 1年以内に達成すべき短期目標、3〜5年で目指す中期目標、10年後のビジョンといった形で目標を段階的に設定する。

 

 

 

 

  1. 全社員に共有し、共通認識を持たせる
    • 目標を経営者だけが理解しているのではなく、従業員にも伝え、全員が同じ方向を向いて働けるようにする。

 

 

 

 

  1. 目標達成のための具体的なアクションプランを作成する
    • 目標だけではなく、どのような手順で達成するのかを具体的に決める。

 

 

 

 

  1. 定期的に進捗を確認し、必要に応じて修正する
    • 設定した目標が現実に即しているかを確認し、適宜見直しを行う。

 

 

 

 

 

テーマ2「数字に対する意識が弱い」

 

 

 

 

 

再生フェーズの会社は、経営者個人も会社全体としても数字に対する意識が弱いケースが多いです。

 

目標が曖昧であることと表裏一体ですが、明確な数値目標を掲げ、その目標に全社一丸となって向かっていく姿勢がないことが、会社を弱くしています。

 

儲かっている会社は、売上を伸ばす、数字をあげることに対して、執念に近い意識を持っています。

 

この数字に対する執着心がないと、厳しい経営環境を乗り切ることはできません。

 

 

 

 

 

 

テーマ3「従業員が自分のやるべきことが見えていない」

 

 

 

 

 

こちらも会社が明確な目標を持っていないことと表裏一体の論点ですが、再生フェーズにある会社では、

 

会社が進むべき方向(=目標)を明確にしていないため、従業員は目の前にある仕事をこなすことが自分の仕事だと考えてしまいます。

 

その結果、従業員の主体性が欠け、業務の効率が低下し、組織全体の成長を妨げる要因となります。

 

会社としての目標は、従業員のやりがいや仕事に対するモチベーションの源となり、従業員が何をやるべきかを示す重要な指針となります。

 

 

 

 

 

テーマ4「予算管理の重要性と実践方法」

 

 

 

 

 

予算管理の意義

 

 

 

 

会社としての目標をきっちり立て、具体的な目標数値を置いて、社内一丸となって目標達成に向けて行動していくために、

 

予算管理は絶対に欠かすことができない経営管理手法です。

 

 

 

予算管理を行うことで、

 

 

 

  • 経営の現状を数値で把握できる
  • コスト削減のポイントが見えてくる
  • 収益の最大化が可能になる
  • 目標達成の進捗を適切に管理できる

 

 

といったメリットがあります。

 

 

 

 

 

テーマ5「予算管理の実践方法」

 

 

 

 

 

予算管理を適切に行うためのステップは以下の通りです。

 

 

 

 

 

  1. 年間予算の作成
    • 売上目標、利益目標、コスト計画を明確にする。

 

 

 

 

  1. 月次・四半期ごとの予算管理
    • 目標と実績を比較し、ズレが発生した場合の対応策を講じる。

 

 

 

  1. KPI(重要業績指標)の設定とモニタリング
    • 売上、利益率、コスト削減率などのKPIを設定し、進捗を定期的に確認する。

 

 

 

 

  1. キャッシュフロー管
    • 資金繰りを安定させ、会社の財務基盤を強化する。

 

 

 

 

  1. クラウドツールの活用
    • クラウド会計ソフトを利用し、リアルタイムでデータを管理する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【まとめ】儲かっている会社と儲かっていない会社の違い

 

 

 

 

儲かっている会社と儲かっていない会社の違いは、以下の点に集約されます。

 

 

 

  1. 目標の明確化と共有
    • 儲かっている会社は、具体的な目標を設定し、組織全体で共有している。

 

 

 

 

  1. 数字に対する意識
    • 儲かっている会社は、利益やコストを細かく分析し、経営判断に活かしている。

 

 

 

 

  1. 計画的な経営と実行力
    • 事業計画を策定し、実行し、改善を繰り返している。

 

 

 

 

  1. 適切な予算管理と資金繰りの管理
    • 予算管理を徹底し、資金繰りを安定させている。

 

 

 

 

 

これらのポイントを意識することで、経営の安定化と成長が可能となります。

 

アイピック株式会社では、「個人による年次目標設定(MBO)」「年次セクション(課)目標」「年次部門目標」「年次全社目標(年次事業計画)」「中期経営計画(三ヶ年)」

 

の構成による目標管理を実施しています。見える化された「道しるべ」が在ることによる経営の安定化を目指して居ます。

 

今回は「儲かっている会社。儲かっていない会社」をコラム形式でご紹介させて頂きました。

 

 

 

 

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